@nifty天気予報
今日・明日の天気
MY天気

全国の天気

全国の天気概況

[04月09日(水)10時19分発表]
明日にかけては、全国的に前線や湿った空気の影響で次第に雲が広がりやすくなり、雨の降る所が多くなるでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流入するため、南西諸島を中心に短時間強雨に注意が必要です。

各地の天気

お天気豆知識

タンポポと日光

タンポポと日光

春に咲く身近な草花にタンポポがあります。タンポポの花は、すでに西日本や東日本はもちろんのこと、東北地方でも見られるようになってきました。近所を探せばすぐに見つけられる身近なタンポポですが、意外に知られていない特徴があるのです。タンポポは一度開花してしまったら閉じることのない桜や梅などの花とは違い、毎日のように花を開閉させます。晴れた日にはタンポポの花は昼間咲いて夜は閉じますが、これはタンポポが光の強弱によって開閉運動を行っているためです。一方、雨の日は十分な明るさがないため昼になっても花は開きません。くもりの日は、光の量に合わせて半開きになったり、閉じたままだったりします。タンポポを見つけた時は、天気と花の開き具合を比べてみてはいかがでしょう。

春の気温の特徴

春の気温の特徴

春本番のこの時期、日に日に暖かさは増していきます。しかしその一方で、春は突然に寒さがやって来やすい季節でもあります。大陸からやってくる高気圧に日本の広い範囲が覆われたときなどは、日中の陽気とはうらはらに、朝は気温がぐっと下がります。よく晴れて風が弱くなるため、昼の気温は高くなりやすく、夜間は放射冷却現象が顕著にあらわれて早朝などに冷え込みやすいのです。そのため春は一日の気温の変化が大きい季節といえるでしょう。また、春は高気圧と低気圧が交互にやってくる季節でもあり、晴れて暖かい日と雲の多い日差しの弱い日が周期的にあらわれて、日ごとの気温差も大きくなります。とくに低気圧が日本海を発達しながら進むときは、暖かな南風が強く吹いて気温が上がり、その低気圧に伴う寒冷前線が通過すると北風に変わって気温は急に下がります。そのほか同じ移動性高気圧でも、東側半分に覆われると寒くなり、西側半分では暖かくなりやすいもので、このことも春の気温を変化させます。こういった気温の変化が大きい時期は体調を崩しやすいので、健康管理にはくれぐれも注意したいものですね。

4月8日は花祭り

4月8日は花祭り

毎年4月8日には、全国のお寺で「花祭り」と呼ばれる行事が催されます。この日は仏教の開祖であるお釈迦(しゃか)様の誕生日とされています。それを祝うために行われるのが「花祭り」で、「灌仏会(かんぶつえ)」や「仏生会(ぶっしょうえ)」などとも呼ばれています。この日、お寺では花できれいに飾られたお堂の中に生まれたばかりのお釈迦様の像が置かれ、参拝に訪れた人たちはこの像に甘茶(あまちゃ)をかけて祝います。これは、お釈迦様が生まれたときに、それを喜んだ竜が「甘露(かんろ)」と呼ばれる甘い水をかけて産湯につからせたという伝説によるものです。お寺によっては甘茶を配布しているので、花祭りに出かけたときにはこの甘いお茶をいただいてみてはいかがでしょうか。