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全国の天気概況

[04月09日(水)03時42分発表]
今日の北日本や東日本日本海側は気圧の谷の影響を受け、雲が広がり雨の降る所が多いでしょう。東日本太平洋側や西日本は高気圧に覆われるため、晴れる所が多くなります。

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お天気豆知識

春の気温の特徴

春の気温の特徴

春本番のこの時期、日に日に暖かさは増していきます。しかしその一方で、春は突然に寒さがやって来やすい季節でもあります。大陸からやってくる高気圧に日本の広い範囲が覆われたときなどは、日中の陽気とはうらはらに、朝は気温がぐっと下がります。よく晴れて風が弱くなるため、昼の気温は高くなりやすく、夜間は放射冷却現象が顕著にあらわれて早朝などに冷え込みやすいのです。そのため春は一日の気温の変化が大きい季節といえるでしょう。また、春は高気圧と低気圧が交互にやってくる季節でもあり、晴れて暖かい日と雲の多い日差しの弱い日が周期的にあらわれて、日ごとの気温差も大きくなります。とくに低気圧が日本海を発達しながら進むときは、暖かな南風が強く吹いて気温が上がり、その低気圧に伴う寒冷前線が通過すると北風に変わって気温は急に下がります。そのほか同じ移動性高気圧でも、東側半分に覆われると寒くなり、西側半分では暖かくなりやすいもので、このことも春の気温を変化させます。こういった気温の変化が大きい時期は体調を崩しやすいので、健康管理にはくれぐれも注意したいものですね。

4月8日は花祭り

4月8日は花祭り

毎年4月8日には、全国のお寺で「花祭り」と呼ばれる行事が催されます。この日は仏教の開祖であるお釈迦(しゃか)様の誕生日とされています。それを祝うために行われるのが「花祭り」で、「灌仏会(かんぶつえ)」や「仏生会(ぶっしょうえ)」などとも呼ばれています。この日、お寺では花できれいに飾られたお堂の中に生まれたばかりのお釈迦様の像が置かれ、参拝に訪れた人たちはこの像に甘茶(あまちゃ)をかけて祝います。これは、お釈迦様が生まれたときに、それを喜んだ竜が「甘露(かんろ)」と呼ばれる甘い水をかけて産湯につからせたという伝説によるものです。お寺によっては甘茶を配布しているので、花祭りに出かけたときにはこの甘いお茶をいただいてみてはいかがでしょうか。

かすみ

かすみ

春は霧やもや、黄砂などによって見通しが悪くなりやすい季節です。見通しが悪くなって遠くの景色がぼんやりと見える現象は一般に「かすみ」とよばれ、夜に現れたものは「おぼろ」といいます。「かすみ」には気象学的にはっきりとした定義づけが無く、細かい粒子によって遠くがはっきり見えなければすべて「かすみ」とよばれています。しかし、本来「霞(かすみ)」という漢字には、朝焼けや夕焼けという意味や、日の出、日の入りのときに霧が日光を受けて赤く見えるものといった意味があったようです。「霞」に「光」と書けば、「霞光(かこう)」といって朝焼けや夕焼けの輝きを、「霞」に「彩り」と書けば「霞彩(かさい)」と読み、朝焼けや夕焼けの美しい彩りを意味します。このように、もともと「かすみ」とは白っぽい霧とは違い、朝がすみや夕がすみなどの「赤」という特定の色をもった霧のことを表現した言葉だったようです。