特許資料の書誌情報を提供するための中心的な情報源として1972年に設立された、オーストリア共和国ウィーン市のInternational Patent Documentation Center (INPADOC)がこのデータベースの作成機関です。その後、1990年1月にINPADOCは欧州特許庁(EPO)に吸収され、現在は欧州特許庁が当データベースの作成機関となっています。INPADOCは、ほとんどの特許に関して名称、発明者、特許出願人からなる書誌情報を収録しています。また、77の国と特許発行機関が発行する特許について優先権出願番号、出願国と出願年月日、ならびに対応特許(即ち、パテントファミリー)に関する情報がまとめてあるほか、39の国および特許発行機関の特許に関する法的状況(リーガルステータス)も収録します。また、一部の国については、発明者抄録や引用特許および引用文献情報を収録します。
★リンクによる再検索機能が用意されています。パテントファミリー中に米国特許および欧州特許が含まれている場合、Dialog社が提供する全文データベース、U.
S. Patents FulltextおよびEuropean Patents Fulltext中の当該特許へのリンクが利用できる場合があります。この機能を利用して、図面データを除く明細書全文を表示することができます。
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